Advanced Power Shield
紹介
外部電圧が臨界レベル(例:3.3Vから2.7V)まで低下すると、パワーシールド(PS)機能が起動します。この時、SSDコントローラ内部の電圧検出回路が電源保護機構をトリガーします。
SSDが動作中にデータがDRAM(外部電源供給による)に一時的に保存されている際、電源遮断プロセスにおいてSSDコントローラが重要な役割を果たします。ホストから電源遮断の警告が送信されると、SSDコントローラはそれを認識し、DRAMにあるデータをフラッシュメモリへと書き込み始めます。この処理により、ファームウェアおよびユーザーデータの損傷が防がれます。
たとえば、SATA SSDでは通常動作中にマッピングテーブルや初期化コマンドをDRAMに読み込みます(図1-A)。供給電圧(VCC)が4V未満になると(図1-B)、電源保護機能が作動し、DRAM内のデータがフラッシュメモリにフラッシュされます。同時にホストとの通信が停止され(図1-C)、SSDはホストから認識されなくなります。
さらに電圧が2.7Vを下回ると(図1-D)、マッピングテーブルがフラッシュメモリ内のシステムブロックに保存され、ホストからのアクセスは完全に遮断されます。電源を復旧しても、SSDが通常動作に戻るには、電源のOFF/ONが必要です。
通常時のSSDでは、DRAMキャッシュを介してホストインターフェースとNAND間の性能ギャップを解消しますが、不意の電源喪失によりフラッシュ処理が中断されると、重大な障害を引き起こす可能性があります。Power Shield設計は、ファームウェアベースの保護メカニズムを用いることで、データの整合性とデバイスの信頼性を確保します。
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